*[OTZ SHOES(オッツィシューズ)]のお取り扱いは終了いたしました。
2009年にカリフォルニア州マリブでスタートし、2012年の春に日本上陸した〈OTZ SHOES(オッツィシューズ)〉は、ころんとした可愛らしいデザインと共に、健康や自然環境にもこだわっている点が魅力です。
イタリアンリネンを使用したOTZシューズの定番、リネンエスパドリーユ300MGS LINEN。
EDIT LIFEでは、アタッシェ・ド・プレスの岡本敬子さんによるエキシビジョン『岡本敬子のToday’s Style』に出展いただいたのがご縁でお付き合いが始まりました。
今回は春を目前に、散歩や外出が楽しくなる〈OTZ SHOES〉の春夏アイテムを紹介します。メンズ、レディース共に、とても気持ちよい履き心地なので、お気に入りの1足を見つけてください。
左)アイスマンのミイラOeTZI (オッツィ)の復元模型と、履いていたとされる世界最古の靴。右)OTZシューズのエスパドリーユ・レザー、ESPADRILLE GOAT LEATHER。
アイスマンが考えた、毎日を快適に過ごす知恵。
〈OTZ SHOES〉のカタチは、世界最古の靴がデザインソースとなっています。その靴は、地球温暖化の影響によって氷河が溶けて発見された、紀元前3300年頃の 「OeTZI (オッツィ)」 というアイスマンのミイラが履いていたもの。過酷な自然環境の中で足を守るために、動物の毛皮や、乾燥した植物を編んだネットで作られた靴は、5300年前に作られたものとは思えないほど、見事な靴だったそうです。
〈OTZ SHOES〉の創始者であり、デザイナーのルド・マルモーさん。
デザイナー、ルド・マルモーさんは、そんなOeTZIの靴にインスパイアされて、現代版の、足と身体に良い靴を作ろうと考えました。
オールシーズン活躍する革のエスパドリーユ、ESPADRILLE GOAT LEATHER。OTZ入門者におすすめの1足。
足裏マッサージのような気持ちよさは、
人間工学に基づいた、フッドベッドの構造にあり。
〈OTZ SHOES〉を履くとまず感じるのは、足裏の気持ちよさ。優しく足裏と土踏まずをプレスされる感覚がとても心地よく、歩くたびに、マッサージされているような感覚があります。ルドさんがこだわったのは、「フッドベッド(中敷き)」の心地よさ。コルクでできたフッドベッドは人間工学に基づいていて、健康的な姿勢を保ち、軽度の足ツボ効果も考慮された形状になっているそうです。また、コルクにはクッション性があって、履いていくうちにそれぞれの足の形に馴染んでいくのが特徴です。
プレミアムクオリティのオイルドレザーを使用した、トラッドな雰囲気漂うサイドゴアブーツ、PASO。
こちらはメンズサイズ。
ルドさんが追求したのは、まるで素足で立っているかのような自然な足のカタチをキープできること。歩くとマッサージをされているように感じるのは、人間工学に基づく正しい足のカタチにそって、足がコルク素材に沈み込み、柔らかな反発力でプレスされるからなのだと納得しました。またコルクには抗菌作用があるので、清潔に保てるのも優れている点。OTZシューズのフッドベッドはサンダル以外はどのシリーズも取り外しが可能なので、靴の手入れも簡単です。毎日、そして長く履きたいからこそ、お手入れがしやすいのも重要ですよね。
日本の下駄からインスパイアされたサンダル。その名もOTZ-Geta Linen。
ストラップには、イタリア製リネンを使用。
心地よくて、環境に優しい。
いまの時代にあったサステナブル。
そして、環境面にも優しい点がOTZシューズのもうひとつの魅力です。例えば、すべての素材において、できる限り天然素材を採用しています。例えば、ソールには天然のジュートを混合したラバーを使用し、ボディには、ナチュラルリネンや、最高品質の天然皮革を使っています。アッパーとアウトソールを直接縫い合わせることで、有害性のある接着剤を使用しないなど、環境にも配慮したプロダクト。快適でいて、無理なくサスティナブルを目指す姿勢は、いまの時代にとても合っているのではないでしょうか。
ソフトなスエードレザーを使用した、クラシックなデザインのシューズ、PILGRIM。
さて、〈OTZ SHOES〉のブランドストーリーはいかがでしたか? ブランドに込められた想いや機能について知ったうえで、お気に入りのデザインを見つけてみてください。次回は、OTZシューズを初めて履く人のために、ライフスタイルに合わせたシューズの選び方を紹介します。
*[OTZ SHOES(オッツィシューズ)]のお取り扱いは終了いたしました。
「新聞でアイスマンが履いていた靴のこと読んで、現代の靴の図面と同じような作りだったことに驚きました。シンプルでいて、厳しい自然環境を生き抜くための機能性にも富んでいました。動物の毛皮や植物を乾燥させたネットなど、あたたかさと快適さにも考慮されていたいんですよね。それまで僕は、あるシューズメーカーのデザイナーだったのですが、その靴にインスパイアされて、いまのトレンドと快適さ、そして技術を取り入れて、現代の解釈でOeTZIのシューズを具現化したいと考えました」