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*[OTZ SHOES(オッツィシューズ)]のお取り扱いは終了いたしました。

雑誌ライター、ブランドのディレクター、PRと、多岐にわたる分野で活躍する吉田直子さんは、昨年、長男の桃李(とうり)くんを出産。一児の母でもあります。産後3ヶ月で仕事復帰して、編集者である夫と両親のサポートとともに、子育てをしながら仕事を続けるエネルギッシュな女性です。住まいは鎌倉から歩いて10分ほどの住宅街。桃李くんとの散歩コースを歩きながら、仕事と子育てについて話を伺いました。

吉田直子プロフィール

吉田直子|ライター
1974年生まれ。東京造形大学デザイン学科を卒業後、雑誌のライターを始める。カルチャー誌、女性誌などを中心に活躍。また、現在は冠婚葬祭をテーマにした小物ブランド〈shuo’〉のディレクター、ファッションブランド〈YAECA〉のプレスとしても活動。この日は〈YAECA〉のシャツとチノパン、〈n100〉のカーディガン、〈OTZ SHOES〉のリネンシューズのコーディネートで登場。

出産を経験することで、
仕事ができる幸せを改めて感じた。

吉田直子さん(以下、吉田):鎌倉は古都散策の街。細い路地を抜けて、お寺や海、カフェなどに行くのがいつもの散歩コースです。子供が生まれたばかりの頃は、正直、かなり焦っていました。横でいつも誰かが泣いているなんてこと、これまでの人生にはなかったので(笑)。今年で1歳になりましたけど、特に子供が0歳6ヶ月くらいまでは、ひとりの時間はないに等しく、本を読んだり映画を見る時間はもちろん、ぼーっとする時間すらない。「これまで自分がやっていたことを全部取り戻したい!」と思ったこともありました。でも、だんだん子育てにも慣れてきたのか、気がつくと楽しくなっていて、やっと母になれたのかなと思えるようになったんです。

――最近では、茅ヶ崎に住む両親の家に桃李くんを預けて仕事に出かけたり、地方出張のときには夫のサポートを受けるなど、柔軟なスタイルで仕事と子育てを両立させています。

吉田:出産を経験したことで、いろんなことが新鮮に思えるようになりました。編集部でのミーティングや、ブランドの展示会の運営など、それまでは普通のこととしてやっていたけれど、仕事ができることってありがたいことだなと。以前なら、「大変だ」という気持ちでやっていた仕事も、今はとても楽しいんですよね。鎌倉でロケバスが停まっているのを見たらワクワクしちゃって、「私も乗りたーい!」と思っちゃう(笑)。自分がそれまでやらせてもらえていたことが、実は幸せなことだと気付けたのは、子供が生まれて、仕事に一度距離ができたからだと思います。

街の規模が小さい鎌倉だから、
なんとか子育てをすることができた。

吉田:子供ができても「お母さん」じゃない、ひとりの大人としての時間をほんの少しでも作るのが今の目標です。それが夜の1時間でも、自分が自分でいられる時間がやっぱり欲しい(笑)。もちろん子供中心で生きていくのは当たり前で、もちろん頑張るけど、そういう風に自分のことを大事に思えるようになったことも、大人になった証なのかな。

――チャキチャキとした性格で、仕事現場ではムードメーカー的な存在である吉田さん。散歩中も、ベビーカーをごろごろ押しながら、「ミルコーヒー」というカフェで働く友人を紹介してくれたり、鎌倉の街の魅力を積極的に教えてくれました。そんな吉田さんですが、子育てを始めた頃は孤独を感じたこともあったそう。

吉田:出産前は毎日いろんな人に会っていたのに、いきなり子供とふたりきりの生活になって、孤独だなと感じることもありました。我が子はこんなに愛おしいのになぜだか寂しいって。そんなときはベビーカーを押しながら、近所の景色がいい場所を散歩したり、友達のやっているパン屋さんやカフェに行って息抜きをしていました。そういう場所で先輩のお母さんたちに話を聞いてもらえたのも良かったこと。街の規模が小さい鎌倉だから、なんとか子育てができた気がします。東京に住んでいたら、タクシーに乗って、いろんな所に行ってたかもしれないですけどね(笑)。

お母さんにおすすめの、
ベビーカーとリネンのシューズ。

――子育てに行き詰まったら外に出てリフレッシュし、仕事のときは車に乗ってドライブ気分で実家に子供を預けに行く。前向きにな気持ちでアクティブに動くことで、吉田さんは自分らしい子育てを実践しています。母として生活するうえでギア選びも大切なポイントのようで、〈Quinny YEZZ(クイニージャズ)〉のベビーカーとOTZシューズのリネンシューズを使うことで生活の幅が広がったと話してくれました。

吉田:ベビーカーが大きいと電車に乗るのが怖いんですよね。このベビーカーは軽くて一瞬で折り畳めるんです。ひとりで電車に乗るのも怖くなくなったし、すぐに車に積めるので実家への移動もラクになりました。これを買ってから行動範囲が広がって、旅行にもガンガン行くようになったんです。値段は安くはないですが、まわりの友達が着られなくなった子供服をくれたりするので、こういうモノにお金をかけることができました。

吉田:OTZシューズの靴は以前から履いていますが、とても歩きやすんです。母親になると家の前で立ち話をしたり、近所を散歩することが増えるんですよね。子供を抱いていると靴を履くのもまあまあ大変なので、OTZシューズはつっかけ感覚でサッと履けるのも嬉しい。あと、足にフィットするからか車の運転にも相性がいい。ソールが厚くないので、アクセルを踏む感覚を感じやすいのかな?東京にいるときよりも、運転がうまくなった気がします。

――OTZ SHOESには足つぼ効果があって、リネンが足全体を包み、足を冷やさないのもお母さんに優しいポイント。吉田さんは、デザインがかわいいので来客の際に出したままにしておけるのも嬉しい点だと話してくれました。

母親としての役割を果たしたうえで、
自分らしい生き方を大事にする。

実用的なギアも上手に活用しながら子育てをする吉田さん。母親としての役割を果たしたうえで、自分らしい生き方を大事にすることが、吉田さんのスタイルなのだと感じました。出産を経験したからこそ、それまでの生活のありがたみに気づき、子育てと仕事、プライベートのバランスを上手にとっている姿が印象的でした。行き詰まったときには外に出て気分転換をして、アクティブに動けるツールを取り入れるなど、前向きな気持ちとともに行動範囲を広げてみることも大切なポイントなのかもしれません。


次回は、奥渋にあるSHIBUYA PUBLISHING&BOOKSELLERSの店長、鈴木美波さんにお話を伺います。

(写真:松本昇大、編集・文:堀田けいと、松尾仁)

*[OTZ SHOES(オッツィシューズ)]のお取り扱いは終了いたしました。

吉田直子(よしだ・なおこ)

ライター。1974年生まれ。東京造形大学デザイン学科を卒業後、雑誌のライターを始める。カルチャー誌、女性誌などを中心に活躍。また、現在は冠婚葬祭をテーマにした小物ブランド〈shuo’〉のディレクター、ファッションブランド〈YAECA〉のプレスとしても活動。

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