「生成り、濃口 2011」を使った「菜の花の洋風おひたし」レシピに続いて、今回は「生成り、濃口 2012」を使ってお店のキッチンでつくった「新じゃがの丸ごとバター煮」レシピをご紹介します。
〈ミツル醤油醸造元〉定番の「生成り、濃口」は、福岡・糸島産の大豆と小麦を原料に、木桶で2年以上発酵・熟成させた諸味を絞り、火入れしただけという伝統的でシンプルな製法で作られたピュアな味わいの醤油。この醤油には、仕込み時期によって味わいの違う2本があることは、前回もお伝えしました。それぞれの特徴はこちら。
【「生成り、濃口」の特徴】
・生成り、濃口 2011……2011年秋から春にかけて仕込んだ醤油。キリっとした味わいのどっしりタイプで、刺身や冷や奴など醤油に熱を加えない料理に特におすすめ。
・生成り、濃口 2012……2012年の秋から春にかけて仕込んだ醤油。やさしい味わいで口当たりがマイルドなタイプ。コクがあるので煮物におすすめ。
左:「生成り、濃口 2011」、右:「生成り、濃口 2012」
今回は「生成り、濃口 2012」を使った「新じゃがの丸ごとバター煮」のレシピをご紹介します。
「新じゃがの丸ごとバター煮」レシピ
【材料(2〜3人分)】
・新じゃが……1袋
・醤油(今回はミツル醤油醸造元の「生成り、濃口 2012」を使用)……大さじ2と1/2
・酒……大さじ2
・みりん……大さじ2
・バター……10g
・かいわれ……適量
【作り方】
1. 新じゃがをよく洗い、皮付きのまま水から茹でる。
POINT:水の量は、新じゃがが丸ごと水につかるくらいを目安にしてください。
2. 沸騰したら、醤油・酒・みりんのそれぞれ半量を加えて煮込む。
3. 煮汁が1/3程度になり、新じゃがに竹串がすっと通るようになったら、残りの醤油・酒・みりんを加え、フタをしないでさらに煮込む。
4. 煮汁が1センチほどになったらバターを加えて煮詰める。
5. 飾りにかいわれをのせて完成!
マイルドな味わいの「生成り、濃口 2012」は、コクがあるので煮物にぴったり。バターのコクも相まって、旬の新じゃがを皮まで丸ごと食べられる満足感たっぷりのひと皿が完成しました! きっとお子さんにも喜んでもらえるメニューだと思います。
〈ミツル醤油醸造元〉の「生成り、濃口」は、単品だけでなく、2本セットの桐箱入りギフトも扱っています。大切な人への季節のご挨拶やお礼にご活用ください。
ミツル醤油醸造元 生成り醤油セット[桐箱入り]¥3,240(税込)
▼ 今回の料理に使ったもの