ホームパーティの主役はおいしい料理と仲間との会話。でも、時には忙しくて料理をしっかり準備できないこともありますよね。今回は、手をかけなくても見栄えのする、テーブルセッティング術を紹介します。
パーティのテーブルの主役は、
大きめのカッティングボード。
ホームパーティのテーブルは、カッティングボードが1枚あるだけで大きく印象が変わります。例えばハムとチーズと野菜、果物などを並べるだけでも華やかな雰囲気に。
スペイン、アンダルシア地方で育てられたオリーブの木のカッティングボードは、ホームパーティには欠かせないアイテム。毎年、オリーブ園の主人が1本1本、木と対話をするように限定量で作っているもので、木の個性によってカタチや表情が異なるのが魅力です。ちなみに写真はラージサイズ。
パーティのテーブルウェアの条件は、
シンプルでスタッキングできること。
パーティで使うテーブルウェアは「手に届きやすい価格帯のブランド」、「シンプルなデザイン」、「スタッキングできる」をポイントに統一すると、雰囲気のあるテーブルセッティングが簡単で、収納もしやすくなります。
HASAMI PORCELAINは長崎県の伝統的な磁器である波佐見焼を、篠本拓宏(tortoise)さんのディレクションによって現代のコンセプトで革新したテーブルウェア。陶器に比べて引き締まったシャープさがあり、通常の磁器よりも優しく有機的な感触が特徴です。また、マグカップ、ボウル、トレイなど個々のアイテムが共通の直径でデザインされているため、自由なスタッキングが可能で、収納や運搬の時に無駄がないのも魅力です。
並べることでシンプルなデザインがより活かされ、黒とベージュの色合いはカッティングボードとも相性がいいので、とてもパーティ向き。まずはHASAMI PORCELAINで統一するのもおすすめです。
また、アッシュ材トレイを取り入れるとテーブルがより華やかに。ウッドプレートとして使うことで、テーブルに木材のナチュラルな雰囲気が広がります。
例えば4人のパーティであれば、以下のようなセットがいいかもしれません。
●ホームパーティ(4人)が華やぐベーシックセット
・直径14.5cmの器。高さ違い2種類×2セット
・マグカップ×4
・マグカップと同じ直径の器。高さ違いで2種類×2セット
・シュガーポット×2
・ミルクピッチャー×1
・14.5cmのアッシュ材のトレイ×1
・三角形のアッシュ材のトレイ×1
・楕円形のアッシュ材のトレイ(マグが3つ乗るサイズ)×1
・ティーポット×1
テーブルウェアの色は一色で統一するのも良いですし、黒とベージュのバランスが2:1ぐらいだと、テーブルが引き締まると思います。また、2色を組み合わせることで、スタッキングしたときに絵になります。
HASAMI PORCELAINの器をセットで購入したい方はメールかお電話にてEDIT LIFEのスタッフまでご相談ください。ご要望を伺ってお求めの個数をまとめて配送させていただきます。
ウッド素材のトレイで、
ナチュラルな雰囲気をプラスする。
先ほど紹介したアッシュ材のトレイは、こんな風にカッティングボードのそばに置くと、ナチュラルな雰囲気を演出できます。ポイントは、木の色と、器の黒とベージュのバランスを取ること。
トレイにはマグのサイズの器が3つ並べられる三角形のものや、楕円形のもの、使い勝手の良い14.5cmの器の蓋になるサイズなどもあります。マグカップやシュガーポットを並べて、テーブルセッティングの幅を広げてみてください。
お気に入りのコーヒーを、
豆から挽いて仲間をもてなす。
お酒とともに食事を楽しんだら、おいしいコーヒーでパーティを締めくくりましょう。
EDIT LIFEでは、1973年創業の老舗自家焙煎珈琲屋カフェ・ビィオットさんとコラボレーションして、オリジナルブレンドを展開しています。朝から夜までコーヒーを飲む方にはマイルドで飲みやすい「Wake up Coffee」、お酒の後や深夜の仕事のお供には、少しコクのある「Concentration coffee」がおすすめです。どちらも飲みやすい味に仕上げていますが、初めての方はぜひ「Wake up Coffee」から試してみてください。
また、パーティではコーヒーミルがあると、カフェタイムがより豊かになります。お気に入りのコーヒーを挽きたてで淹れたり、ゲストから差し入れでもらった豆をみんなで楽しんでも盛り上がると思います。
写真のコーヒーミルのブランド「MokuNeji」は、「工芸」×「工業」の新しい可能性として生まれたプロダクトシリーズ。工芸の世界で受け継がれてきた「木工ろくろ」の技術に、工業製品のように精緻なネジ切りの技術を加えているのが特徴。すべてのプロダクトに木目の美しい天然木を使用して、ぬくもりを出すことをテーマにしています。
このコーヒーミルは、石川県の山中漆器産地で培われた「木工ろくろ」の技術と、コーヒー用具に定評のあるカリタの機械部を取り入れたアイテムで、美しさと機能の両方を追求しているのが魅力。1万8000円とお値段は少し張りますが、その価値を感じられるプロダクトです。
また、HASAMI PORCELAINの器シリーズにはシュガーポットやミルクピッチャーなどもあるので、アフターディナーのカフェタイムまで統一して演出するのもいいと思います。好みもあると思いますので、まずは1セット試してから気に入ったら買い足していってください。
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